2018.10.17

チームプレーで海外市場を切り開く

PROFILE

2005年入社/企画開発部マネージャー
人文学部卒/四国中央市出身/1982年5月生まれ

菰田 祐輔さん

学生時代どのように就職活動しましたか。

地元に帰ることは早い段階で決めていたので、まず地元にどのような仕事があるかを調べました。その中で四国中央市が紙の加工品の生産量で日本一ということを知り、こんな小さい街なのにすごいと感じて紙に関係する会社を回りました。やまと印刷に就職する決め手になったのは、印刷会社なんですが、紙の加工品や包装用フィルムなど様々なことを手掛けているのが純粋に面白そうだと感じたからです。

入社してから現在までの仕事内容は。

入社して1年間は製造部門に携わり、3つある工場で研修を行いました。その後営業職として先輩と一緒に回り、半年後から担当の得意先を持って営業するようになりました。取引先はエリア毎に担当が分かれていて、私は地元をメインにしています。また2012年にカンボジアに工場ができてからは、海外事業にも携わるようになりました。カンボジアでは日本と同じように紙の加工品を製造しています。

カンボジアに進出した経緯を教えてください。

カンボジアで地雷除去をしている愛媛県出身の高山良二さんとの出会いがあり、地雷は除去できて安全な国になったけど、現地に働く場所がないということで協力してくれないかという話がありました。当社も海外進出を考えていた時期で、中国で人件費が高騰するなかで、今後の経済発展が見込めるカンボジアに進出することを決めました。若年層が圧倒的に多い国で、現地に行くたびにインフラが整備されていて、すごく成長速度が早いという実感を持っています。カンボジアはまだまだ後進国なので法律がきっちりと定まってないところもあり、そういった点では難しいところもあります。今年の初めにはカンボジアに2ヵ所目の工場ができました。1ヵ所目の工場は田舎にあり、電気のインフラが十分でなかったので手作業でできる作業をメインにしていましたが、2ヵ所目の工場は経済特区内に開設したので電気の供給も安定しており、印刷機等を導入して製造を行っています。

現在の業務内容は。

国内の営業をしながら、カンボジアにいる現地の駐在員とやり取りする業務を行っています。またカンボジアにせっかく工場があるので、海外にも商品を販売していくという方針のもと、今年に入り新しく企画開発部という部署ができました。2ヵ月に1回は出張で現地に行っています。

企画開発部ではどのようなことをしますか。

海外で商品を販売するというのもそうですし、国内向けに新しい商品を考えたり、展示会に出展する準備を進めたり、社外への広報等を行っています。国内はほとんどがOEM製品になるので、やまと印刷という社名が世にでることはありません。これまでOEMで培ってきた経験やノウハウを活かし、自社ブランドを立ち上げて海外で販売していくということを少しずつ進めています。企画開発部で商品を企画し、それを海外で製造して現地で販売するという流れで、現在はカンボジアより人口の多いベトナムなど近隣諸国に営業に行くことが多いです。カンボジアで作ったものを海外で販売するのと、日本の良いものを向こうで販売する二本立てで進めていて、縛られず広く販売していけたらと考えています。


海外の営業で感じたことはありますか。

まず通訳を介して商品を紹介するということは経験したことがなかったので、商品の微妙なニュアンスを伝えることに苦労しました。例えば赤色だったら伝わるんですが、黄色っぽい赤色など微妙な違いを伝えることができず、きちんとした説明ができないことも多々ありました。なのでまず通訳さんにプレゼンをして、通訳さんに商品をきちんと理解してもらった上で営業しています。現地では日本製品に対する品質の高さは理解してくれていますが、文房具に関してはまだそれを求めていないという意見はすごく多いです。美容や食品など体に触れるものは多少高くても日本製を好むお客さんは多いようです。国自体がまだまだ生活水準も高くないということなので、これから経済発展していくなかで、いずれは生活用品全般において品質が求められてくると考えています。そうした将来を見据えて先行的に取り組んでいます。

仕事のやりがいを教えてください。

今やっている仕事全部なんですが、海外事業は今まで何もないゼロの状態からのスタートでしたので、海外で自分たちの商品を販売するということはすごくやりがいがあります。ただ東南アジアは良い意味でルーズなので、商習慣など現地のやり方に慣れるのには少し時間がかかりましたね(笑)

仕事もオフも充実している

苦労したことは。

海外に販売していくということで企画開発部ができる前、海外販売用の商品プロジェクトが立ち上がった時に初めて責任者という立場になりました。初めてプロジェクトを任されたことで、120%何もかも自分で行っていたんですが、そのせいで上手くいかなかったことがありました。任されたから自分がやらければいけないという気持ちがすごく強く力を入れすぎていました。プロジェクトを思ったように進められなかった経験から、少し力を抜いて、周りの人に頼ったりお願いするようにしました。自分ひとりでできる仕事はそんなに多くないので、それからはチームプレイを大切にするようにしています。

教育面で心掛けていることは。

自分では上司と部下という関係ではないと思っていて、どちらかというと部活の先輩後輩とかそういう感じで意見の言いやすい環境づくりを心掛けています。個人プレーはせずにチームで取り組むことで、自分ひとりで抱えてやっていた時より人間関係が良くなり、仕事も数倍早く進むようになりました。それと同時に皆のスキルも上がり、結果としてチーム全体のレベルが向上しました。

社風は。

意見が言いやすく、自主性を重んじてくれる会社です。私が2012年からカンボジアに携わるようになったのも、自分で手を挙げてやってみたいということがスタートでした。意見が何でも通るというわけではないですが、一度飲み込んだ上で判断してくれるというのはすごくやりやすい環境ですね。

学生にメッセージをお願いします。

インターンシップを活用して工場見学するなど直接自分の目で現場を見ることで、その会社が何をしているのかがより感じられると思います。就職することがゴールではなく、就職はあくまでもスタートです。そこからどういうふうに仕事をしていくかが大事だと思うので、あまり決めつけることなく、幅広い視点で考えていくと良いと思います。

自社に向いている人は。

会社の方針と合致するのですが、チャレンジ精神の旺盛な人、良い意味で考えるより先に行動する。どうしようか悩むよりも取り合えずやってみるという、アグレッシブな人が向いていると思いますね。

企業DATA

やまと印刷株式会社

http://ty-print.co.jp/

本社
愛媛県四国中央市川之江町2529-222
TEL
0896-58-2053
設立
1918年1月
従業員数
98名
代表者
代表取締役社長 石川 慎一郎
事業内容
紙製品製造販売、オフセット印刷全般、化成品(軟包装資材)
新卒採用実績
2016年度 2人/2017年度 1人/2018年度 2人

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