社員の挑戦を後押し
長く働ける環境づくりも

例年の採用人数について教えてください。

新卒・第2新卒合わせ、25歳以下くらいの方は毎年4～5人ほど採用しています。次の4月には、新卒の方だけでなく、ベトナムの方も入社します。募集している職種は営業職や事務職、建築の現場管理などがあります。

合同説明会への参加は。

毎年ではありませんが、松山の合同説明会に参加しています。弊社単独の会社説明会も開催していますが、それについては私が登壇してお話します。

インターンシップは実施していますか。

年に数回実施しています。内容は決まっておらず、毎回弊社の人事担当者が考えています。これまでは私に1日同行してもらったり、写真撮りや間取り作成などを行ってもらったりしました。今年も1～2回開催する予定です。

御社のアピールポイントについて教えてください。

スタッフの得意なことを伸ばすチーム作りをしていることだと思います。自分の得意分野は、苦手な人の分までフォローするという意識を持てるように社員にも呼び掛けています。また会社の発展に向け、常に新たなことに挑戦し続けることを心掛けています。もちろんチャレンジする中で、失敗することもあると思います。しかし、その失敗を次に生かせるよう原因や反省点を追求し、改善に向けた取り組みも行います。
産休・育休後の復職率も高いです。復職後の短時間勤務など、働きやすい職場づくりに努めており、多くの女性社員が活躍しています。

選考の内容についてお教えください。

筆記試験、グループ面接、グループワーク、個別面接の流れで行うことが多いです。筆記試験については一般常識と性格判断を行っていましたが、今後は性格判断のみにすることを検討してます。グループ面接では役職者や人事が、個別面接では私が面接を担当します。
面接はその人の雰囲気などを見ながら質問しますね。質問事項はある程度決めていますが、一つの質問を掘り下げて聞くようにしています。思ってもみなかった質問を投げかけられた時でも、きちんと受け答えができる人がいいですね。
社員を見ていてもそうですが、ものごとの枝葉を見るのが得意な人も幹を見るのが得意な人もいると思います。面接をする中で学生さんの適性を見ながら、事務と営業のどちらに向いているかアドバイスをしたりもします。私が話すことに共感し入社していただけたらうれしいですね。

内定者の方の研修などは。

内定者の方には、10月に行われる宅地建物取引士の資格試験の勉強をしていただいています。日建学院という学校に入ってもらいますが、費用は会社が負担します。その後は研修も行っていますが、1～3月は繁忙期なので案内スタッフという形などで入ってもらいます。

人材育成の取り組みについてお聞かせください。

社員の研修制度を充実させており、様々なことを学ぶ機会を設けています。弊社が加盟する不動産賃貸のアパマンショップの研修や人材コンサルティング会社による研修などを行っていて、社員たちに接客に必要なスキルなどを身に付けてもらいます。全社員が対象の研修もあります。評価面談では評価シートとは別に、自作の資料を使い社員が自由にプレゼンする場も設けているので、社員が自分の考えを積極的にアピールすることもできます。
不動産業は仕事が多岐に渡っており、イレギュラーなことも多いので、マニュアル通りにというわけにはなかなかいきません。先輩に教わり、経験を重ねながら覚えていってくれたらと思います。

採用に関して今後の展望をお聞かせください。

弊社は2001年に設立しました。新卒で入社した人はまだまだ若い人ばかりです。新卒社員が定年まで弊社に勤めてくれる体制を整えていきたいです。その1サイクルが達成できた時、初めて創業期が終わると考えています。弊社のこれまでの新卒者の離職率はかなり低いです。その人の適性を考えた業務配置であることや、先ほども言った得意なことを伸ばすチーム作りが定着につながっていると信じています。
個人的に、「自分の人生は自分が主役」と思っている人って素敵だなと感じます。それは決して目立ちたがり屋ということではありません。他人に依存するのではなく、自分の道は自分で切り開いていってほしいです。会社の中でも一人ひとりが主役となれるよう、支援できる会社にしていきたいですね。

学生の皆さんにメッセージをお願いします。

学生の皆さんには今しかできないことをいろいろ体験してほしいです。そういうことって山のようにあると思います。私も学生の頃は、勉強や部活、アルバイトなどなど毎日スケジュールがパンパンでした。遊ぶことも大切です。今は子供との時間を大切にしています。その瞬間って今しかないですからね。時間を大切にし、よりたくさんのことを経験することが将来にもつながると思います。