周りに支えられるから
皆のために頑張れる

株式会社フロントエンド

苅田 佳子さん
2015年入社/インフラ部2課所属
東京農業大学卒/四国中央市出身/1983年8月生まれ

  • 事務・管理系

学生時代のことについて教えてください。

家が山林を持っていたこともあり、東京農業大学森林総合科学科に進学しました。それから高校まではずっとソフトボールをやっていましたが、大学ではパワーリフティングを始めました。最高記録はデッドリフトという種目で110kg。全国大会にも出場しました。世界大会にセコンドとして帯同した経験もあります。

チャレンジ精神が旺盛ですね。

知らないものに壁を作らず何でもやってみようというタイプで、パワーリフティングもそうですが、最初に就職したOA機器商社にも特に抵抗はありませんでした。
東京で就職して3年くらいで結婚し、出産後は子育てしながら生命保険の営業や事務などさまざまな仕事に就きました。一度やり始めたらとことんやるのが信条なのですが、結婚・出産という大きなライフイベントのたびに仕事を変えていった感じです。

フロントエンドに入社した理由は。

2015年に故郷の四国中央市に戻ってきました。あの時は一日でも早く働きたいという気持ちでした。ハローワークに行き、最初に紹介されたのがフロントエンドでした。
面接で「長く続けてほしい」と言ってくれて、子どもの病気や参観日などに対応できるよう、私が入社するのと同時期に時間単位の有休制度が導入されました。こうした事情で休む際には、会社全体で皆が快く対応してくれます。子どもの成長を見る大切なイベントに気兼ねなく参加できるのは本当にありがたいと思っています。

今の仕事内容は。

入社してずっとインフラ部に所属しています。仕事は大まかに二つあります。お客様に納品するパソコンや複合機、業務用ソフトの設定・納品。そして、OA機器が使えなくなった、動かないといったトラブルに対する対応です。営業のサポートとしてお客様に導入する機器の選定も行っています。

入社後の研修はどうでしたか。

2週間程先輩が付きっ切りで指導をしてくれました。その後、初めて一人で現場に行くことに。先輩には「お客様の話をよく聞けば大丈夫」と言われましたが正直不安でした。行ってみると、インターネットがつながらないというトラブルでした。ちょうど教えてもらったばかりのことだったのでしっかりと対応できました。
今思えばOffJTとOJTを上手く組み合わせ、成功体験を積ませながら指導してくれたのではないかと思います。

仕事をする上で心掛けていることは。

話をよく聞き、情報を引き出すことを心掛けています。トラブル対応では、お客様は何が原因か分からないから連絡が来ると考えています。そして、急に何もできなくなり不安な状態です。お客様の多くは、パソコンやシステムが使えなくなったら製造などの業務ができなくなってしまうところばかりで、1秒でも早く復旧させなければなりません。そのためには、まず何が原因なのかを切り分ける必要があります。原因がパソコンや周辺機器なのか、システムなのか、はたまた製造機械なのかを知るために、いつからどんな症状が出ているかなど、順を追って確認します。パソコン自体のトラブルなら私たちが、システムなら当社のシステム部署につなぎます。

以前、急にパソコンの動きが遅くなったという相談がありました。原因はケーブルの劣化だったのですが、これも情報を引き出さないと原因究明に時間が掛かります。情報を引き出すことと合わせて、お客様が今どんな機器を使っているのかを把握しておくことも大切だと思います。

やりがいを感じる瞬間は。

やっぱり感謝の気持ちを伝えられた瞬間ですかね。当社のお客様の多くは同じ四国中央市内。直接顔を合わせて対応ができます。目の前で「助かったよ」「すごいね」と言われると、次も頑張ろうという気持ちになります。

仕事をしていて大変なことはありますか。

特に大変だと感じたことはありません。所属するインフラ部2課のメンバーはリーダーの私を含めて4人。皆それぞれ得意分野があって、困ったことや分からないことがあれば相談し合って決めますし、他の部署とも密に連絡を取り合っています。私たちの部署がお客様の窓口になるケースが多いのですが、会社全体で支えているという意思統一が図られているので安心してお客様の対応ができます。
大変というか、申し訳ないと思うのが、子どもがいるので急な残業が難しいことです。そこは他のメンバーが快くサポートしてくれるので感謝してもしきれません。

プライベートとの両立はうまくいっていますか。

時差出勤や時間単位の有休制度など、当社は子どもがいる人にとっても働きやすい環境が整っています。いざ活用するとなると使ってもいいのだろうかと気後れしてしまうところですが、会社のほうから活用を提案してくれるのがありがたいです。制度だから活用できるのは当たり前と思わないよう、日々の業務で皆に還元しなければと思っています。

リーダーとしてメンバーをまとめる上で大切にしていることは。

他のメンバーにもお客様と同様、話を良く聞くことを大切にしています。そして話しやすい雰囲気を保つことも重要だと感じています。些細なことでも相談できる状態にしておけば、トラブルが大きくなる前に対処できる可能性が高くなります。うまくいったこと、成功したことに関しては、思い切り褒めるようにしています。

これからの目標は。

IT業界は新しい技術がどんどん誕生します。いち早く情報を取得し、お客様の役に立つ技術であれば随時、提案していきたいと思っています。「苅田さんは何でも知ってるね」「困った時は苅田さん」と言われるようにこれからも頑張りたいです。

就活をする人にアドバイスを。

IT業界に興味はあるけど、勉強していなくて足踏みしている人もいるかと思います。当社ならそうしたITの知識がない人でも周りのサポートがあるので安心して働けます。やってみたいという気持ちがあれば、まずは話を聞いてみてください。

フロントエンドに向いている人は。

誰かのために頑張れる人です。仕事は一人ではできませんから。どうすればお客様のために、仲間のためになるかと考えられる人が向いていると思います。

 

企業DATA

株式会社フロントエンド

https://www.frontend.co.jp/

本社
愛媛県四国中央市中之庄町480-1
TEL
0896-23-5269
設立
1969年
従業員数
26人
代表者
代表取締役社長 中野 航
事業内容
オーダーメイドの基幹業務システム・WEBシステムの開発、ネットワーク構築、パソコン・サーバー・複合機等の販売、実務ソフト導入指導等の教育
外部サイト
マイナビ
新卒採用実績
2022年度 1人/2023年度 2人/2024年度 2人/2025年度 4人予定
この会社の企業情報 中堅社員インタビュー一覧
ページトップへ