2021.11.19
若手社員インタビュー現場の人たちと一丸と
なって作業に取り組む
渡部 詩朗さん
2019年入社/松山支店建築チーム所属
松山工業高校建築科卒/松山市出身/2000年8月生まれ
- 技術系
建築に携わりたいと思うようになったきっかけは。
中学生の頃にインテリアや間取りに関する本を読んで建築の世界に興味を持ちました。当時通っていた中学校の設計図を見せてもらったこともあります。通ったことの無い通路や入ったことの無い部屋があることに気付き、設計図を眺めているだけで面白かったです。実際の建築物を見て「この建物はどのような方法で支えられているのだろう」と考えることも好きでした。その後松山工業高校建築科に進学し、建築についての知識を学びました。
高校ではどのようなことを学んだのですか。
建築構造・建築部材、製図や意匠に関することなど、建築の設計・施工に関する一般的な知識を学びました。似たような部材でも役割が違ったり、同じ部材なのに使う場所で名称が違ったり、初めはそれらを覚えるのが大変でした。しかし実際に設計図を描けるようになると楽しかったです。
高校で印象に残っていることは。
修学旅行でクラスのみんなと台湾に行ったことです。映画の舞台として有名な九份を練り歩いたり、現地のおいしいものを食べたりしました。地上101階建ての超高層ビル「台北101」も見学し、高層建築物の免震構造が学べてとても面白かったです。修学旅行のほかには、卒業設計も印象に残っています。
卒業設計では何を作ったのですか。
フットサル部に所属していたのですが、練習で使っていた市内の施設の簡略的な図面を見せてもらい、より地震に強い建物になるような改修案を考えました。
会社を選んだ理由は。
第一に地元である愛媛県で働きたいと思っていました。一宮工務店は愛媛トップの業績で、資格も取りやすい制度があったため、入社することを決めました。
社内の雰囲気はどうですか。
風通しが良く、先輩や上の方にも相談しやすい環境が整っています。上の方から気さくに話しかけていただくことも多く、和やかな雰囲気です。
今の仕事内容を教えてください。
建築現場で現場監督見習いとして勉強させて頂いています。施工管理の4大管理と呼ばれる「原価管理・工程管理・品質管理・安全管理」に基づいて工事を進めていきます。基本的に日中は現場の方々とやり取りをしながら作業を進め、社内に戻ってからは工事のための準備作業を行っています。
どのようなときにやりがいを感じられますか。
現場の人たちとチームを組み、一つの目標に向かって作業を進めているときが一番やりがいを感じます。どういった案件の場合でも「現場の方々と協力し合い一丸となって取り組むこと」を意識して作業を進めています。
仕事をする上で心掛けていることは。
「最小限の時間と労力で最大限の成果を出す」ということです。工事を進めていく中で当初組んだ工程とは違った状況になることもありますが、その都度臨機応変に計画を組み直して効率的に作業を進めていくよう心掛けています。今は上の方に効率の良い進め方を教えてもらっていますが将来的には全て一人でできるようになりたいです。
休日の過ごし方を教えてください。
アウトドアが好きで、夏はよく友達とキャンプに行っています。冬はスノーボード。多い時は週に2回ほど行っています。あとはバイクや車が好きなのでドライブやツーリングに出向くことも多いです。資格勉強の合間に全力で遊んでいます。
今後の目標はなんですか。
仕事に役立つ資格を増やしたいです。最近まで二級建築士の試験に向けて一日4~5時間勉強をしていました。二級建築士の試験は終了して今結果待ちなのですが、受かっていたら次は一級建築士に向けての勉強を本格的に進めていきたいと思っています。また同時に、建築施工管理技士の資格取得に向けても動き始めています。
この仕事に向いている人はどのような人ですか。
一つの目標に向かってチームをまとめることができる人は向いていると思います。また現場の方とスムーズに意思疎通を図ることが必要とされるので、コミュニケーション能力も重要です。案件によっては、一つの現場で200人以上の方と関わることもありました。
就活生に向けてのアドバイスをお願いします。
まずは自分が何をやりたいかとしっかりと見極めることが大切です。あとはそこに向かってどのように動けば実現可能かを考えて全力で取り組むことです。どうしてもやりたいことを決めかねている場合は、一宮工務店のようにさまざまな部門に携わることのできる会社に入って、入社後にしっかり考えるというのも一つの手だと思います。
企業DATA
株式会社一宮工務店
http://www.ichimiya.co.jp/komten/
- 本社
- 愛媛県新居浜市西原町2-4-34
- TEL
- 0897-33-4165
- 設立
- 1972年12月
- 従業員数
- 200人
- 代表者
- 代表取締役社長 一宮 哲
- 事業内容
- 総合工事業・プラントエンジニアリング
- 新卒採用実績
- 2016年度 6人/2017年度 9人/2018年度 8人/2019年度 8人/2020年度 10人/2021年度 9人/2022年度 11人/2023年度 7人/2024年度 12人/2025年度 13人予定