入社に至る経緯を教えてください。
学生時代にコンビニでアルバイトをしていたのですが、その時のオーナーが今の会社の社長になります。コンビニが閉店することになり、業種はまったく異なりますが、今の会社で働いてみないかというお誘いをいただき、入社することになりました。なので、いわゆる一般的な就職活動はせず入社したかたちになります。
接客とはまったく異なる仕事になりますが戸惑いはありませんでしたか。
私自身、仕事の内容についてあまりこだわりがなく、それよりも人間関係や職場環境を重視していました。社長も良い人で、先輩や上司の方々もすごく良い人たちばかりで職場に恵まれていると感じています。
修理サービス課ではどのような業務を行っていますか。
土木や建築の現場で使われている油圧ショベルなど重機の修理やメンテナンスが中心で、簡単なオイル交換から溶接などさまざまな作業を行っています。
その時々で仕事の内容は異なるのですが、基本的には故障しているところを特定して部品の交換などの修理を行っています。古いものだと部品がないものもあり、代用品を作ったりすることもあります。また、水処理施設のポンプ修理など公共の仕事も手掛けています。
仕事で苦労したことは。
まったく業界未経験だったので、数多くある工具の中から特定の工具を手渡す「器械出し」に苦労しました。工業系の学校を出ていればエンジンや工具などにも馴染みがあると思うのですが、最初は求められているものがどの工具か分かりませんでした。
メーカーによって機械の構造も異なってくるので覚えることは本当に多いですが、今ではできることが徐々に増えて作業スピードも上がってきています。分からないことはそのまま放置せず、先輩や上司に聞いて作業をするよう心掛けています。実際の現場で一つひとつ知識や技術を身に付けていっている感じですね。
やりがいを感じることは
故障で困っているお客さんに喜んでもらうというのはもちろんですが、難しい修理をいろいろ自分で考えながら直せた時はやっぱりやりがいを感じますね。
職場の雰囲気はどうですか。
上司や先輩は皆40代以上で、自分が20代で一番若くかわいがってもらっています。男性の多い職場なので上下関係が厳しいイメージを持っていましたが、全然そんな感じはなく、分からないことがあったらすぐに上司に聞けたり、相談することができています。
今後の目標を教えてください。
まずは一通りの作業をできるようになることが目標です。今は先輩や上司と一緒に作業をしていますが、早く一人でもできる作業を任せられるようになりたいです。また、配管や電気、溶接など資格を取ることでできる作業も増えてくるので、資格の取得も同時に進めていきたいと考えています。
山本精工所に向いている人は。
チームワークが大事になってくるので、コミュニケーションが苦手ではない人。先輩や上司とも気兼ねなく話せる環境にあるので、真面目でおしゃべりが好きな人は向いていると思いますね。
最後に学生にアドバイスをお願いします。
面接などを通して就職を希望する会社の人と接することがあると思います。仕事の内容はもちろん、給料や休暇も大事な要素になると思うのですが、会社の人たちと接するなかで、自分がその会社で働くというイメージができるかということについても目を向けて欲しいですね。
企業DATA
株式会社山本精工所
- 本社
- 今治市長沢甲113
- TEL
- 0898-48-0121
- 設立
- 1963年
- 従業員数
- 39人
- 代表者
- 代表取締役社長 山本 要介
- 事業内容
- 建設機械の販売・修理・レンタル、フローティングドックの貸渡業
- 新卒採用実績
- 2023年度 0人/2024年度 0人/2025年度 3人予定