「ありがとう」の言葉が
一番のやりがい

学生時代の就職活動について教えてください。

就職活動がちょうど新型コロナウイルスの感染が拡大していた時期と重なり、最初は本当にどうしたら良いか分からず戸惑うことがたくさんありました。ただ、大学で栄養学や調理など食に関わることを学んでいたので、将来は飲食業界で仕事がしたいとずっと考えていました。

飲食業にはさまざまな職種がありますが、どんな仕事に興味がありましたか。

もともと料理が好きで、学生時代は飲食店のアルバイトで調理や接客をしていました。そのなかで接客に一番魅力を感じていたので、就職活動では接客の仕事を中心に探しました。

ありがとうサービスを選んだ理由は。

実は就職活動するまでありがとうサービスのことを知らず、大学の就職支援サイトで初めて知りました。いろいろな業態の店を運営していることを知り、そこで興味を持ちました。

コロナ禍で飲食業界全体が沈んでいましたが、ありがとうサービスがフランチャイズで運営している「モスバーガー」はテイクアウトの需要もあって元気な印象がありました。
当初からいろいろな業態で仕事をしたいという思いがあったので、それが会社を選んだ大きな理由になっています。そうした環境で働けるのも面白いですし、そこでいろいろな経験を積めるのも魅力に感じました。

入社してからどのような仕事をしてきましたか。

ありがとうサービスには「ブックオフ」や「ハードオフ」等を運営するリユース事業、県内の温浴施設等を運営する地方創生事業、飲食店を運営するフードサービス事業があります。

私はモスバーガーをはじめさまざまなフランチャイズチェーンのほか、和食料理店「馳走家とり壱」やクラフトビール醸造所「今治街中麦酒」などの独自業態を運営しているフードサービス事業部に在籍しています。
最初はファミリーレストランの「トマト＆オニオン 大洲店」に配属され、3年間勤務した後、2024年6月から「モスバーガー 高知インター店」で勤務しています。

苦労したことはありますか。

店では接客でホールを担当しながら、徐々に調理を経験していきます。モスバーガーでは時間帯によって担当する業務はある程度決められていますが、手が回らないところがあるとヘルプに回ったり両方の業務をすることもあります。
また、それぞれの業態によって一連の仕事の流れがあり、この作業をした後はこれをするというような優先順位を付けて仕事をこなしていくことに最初は苦労しました。

職場の雰囲気はどうですか。

飲食店はチームプレーじゃないですけどチームで店を回していくという意識があり、パートナーさんとか年代も全然違うけれどみんな和気あいあいと仕事をしている感じで雰囲気はとても良いです。

仕事のやりがいを教えてください。

トマト＆オニオンもモスバーガーもそうですが、やはりお客様から「ありがとう」や「ごちそうさま」と言っていただくことが一番うれしいです。それが仕事のやりがいになっています。

力を入れて取り組んでいることはありますか。

今配属されているモスバーガー高知インター店は全国でも6～7番目に売り上げの多い店舗になります。モスバーガーは野菜なども店内で仕込み、注文を受けてから商品を作ります。まだまだ熟練のパートナーさんと比べると作業のスピードが遅いので、早く丁寧に作れるよう努力しています。

あと、やはり明るく元気という部分が自分の長所と思っているので、カウンターにお客様がいる時の接客もそうですし、調理場で商品を作っている時もお客様に聞こえるように明るい声で挨拶するということは意識して取り組んでいます。

今後の目標について教えてください。

日々の業務以外にも社内研修やモスバーガーの本部で研修を受けたり、接客だけでなくマネジメントに関することなど各種研修を通じてレベルの向上に努めています。どの環境に行ってもどの立場になっても、毎日お客様にありがとうやいらっしゃいませと言えるような仕事をしていければと考えています。

最後にありがとうサービスに向いてる人材は。

明るくて素直な人が向いていると思います。私のように数年で別の業態の店に異動になることもあります。明るくいろいろな人に頼ったりしながら、それを受け入れられるような人は前向きに仕事をしていけると思います。