風通しの良い職場で
スピード感を持って成長

株式会社ありがとうサービス

・武田佳美さん 2022年入社/フードサービス事業部/松山大学卒/今治市出身/1999年12月生まれ
・梶村真中さん 2022年入社/リユース事業部/追手門学院大学卒/松山市出身/1998年4月生まれ
・粟飯原(あいはら)咲笑さん 2022年入社/地方創生事業部/京都芸術大学(京都造形芸術大学)卒/兵庫県洲本市(淡路島)出身/1997年9月生まれ

  • 販売系

本日は今年4月に入社された武田佳美さん、梶村真中さん、粟飯原咲笑さんにお話を伺いました(※取材日2022年9月30日)。

学生時代に行った就職活動や会社選びについて教えてください。

武田:私は地域に根付いた仕事を就職活動のテーマに、地域に根付いて地域のために活動している企業を探しました。その中で二回生の時にありがとうサービスのインターンシップに参加し、他の企業も色々と見たなかで、あらためてこの会社だという確信をもって決めました。

武田佳美さん

梶村:私は就職情報サイトを見ていた時に、社名に興味を持ち、ありがとうサービスを知りました。どのようなことをしている会社か調べていく中で、ブックオフやハードオフ等を運営している会社ということを知り、私も漫画が好きだったので、好きなことに関わりながら仕事ができるのがいいなと思い、応募しました。

梶村真中さん

粟飯原:私は大学で地域の問題をデザインで解決するということを専門に学んでいました。地方創生や地域の活性化に携わりたいという思いで学んでいましたが、私のやりたい地方創生というものがなかなか見つかりませんでした。私がしたいのは地域に住んでいる人たちと近い距離で地方創生に携わるもので、色々探していく中で大学の先生がありがとうサービスを紹介してくれました。求人情報サイトでありがとうサービスが行っている地方創生の活動を見て、ここだと思い応募しました。

粟飯原咲笑さん

武田さんが参加されたインターンシップはどのような内容でしたか。

武田:今治港のみなと交流センターにあるカフェ「ターミナル01」に覆面調査員として潜入し、どのようにしたら良い店になるかということを考えるのがインターンシップの内容でした。課題解決に向けて自分で色々と考えるのがすごく楽しかったです。こういうことをインターンシップでしている会社は私が見た中にはなくて、ユニークな取り組みだったのでそこに惹かれました。

就職活動の中でありがとうサービスの印象はどうでしたか。

武田:いくつか面接を受けましたが、ありがとうサービスがいい意味で一番、面接を受けている感じがなかったです。他の会社では形式に沿った形で面接をされている印象がありましたが、ありがとうサービスはすごく会社の中の雰囲気が面接にでているところがあり、話をきいてくれているというのが印象的でした。

梶村:私も同じです。社長との面接の際も社長と面接をしているという感じを受けませんでした。

粟飯原:私は京都在住だったので社長面接まではオンラインだったのですが、面接ではちゃんと私の話を聞いてくれているというのが伝わってきました。私がデザイン大学出身だったので、地方創生事業部の本部長との面接の時には、「パソコンで何かを作るということではなく、現場で働きながら仕事をするんだよ」と、私のやりたいこととミスマッチがないか何度も確認して説明してくれました。すごく私のことを考えて面接をしてくれていたので、その時点で絶対にこの会社に入りたいと思いました。
社長面接は対面で受けましたが、その時も一方的に私がしゃべり続けて、社長がうんうんとずっと話を聞いてくれた記憶しかなく、帰りの電車で冷静になって面接だったことを再認識したほどです。入社後も変わらず社長をはじめ上司との距離が近いので、萎縮せずに意見が言えていろんなアドバイスをもらえるので、大きな失敗をせずにすんでいます。それはありがとうサービスの特長だと思いますね。

今の仕事内容について教えてください。

武田:今は今治市内にあるスーパー「四村ショッパーズ」にテナントで入っている「スイーツ&ベーカリー」に配属されています。主にパンを作っていて、生地の仕込みから成形、焼き上げまでベーカリーの仕事を一通り行っています。最近はプリンの仕込みなどスイーツのことも覚えています。
7時半には出勤してパンを作り、午前中は焼いたパンの品出しがメインで、午後からは次の日の仕込みをしています。お客様から声をかけてもらった時には接客もしますが、基本的にはパンを製造しています。今は仕事にも慣れて、職場の雰囲気もすごくいいので楽しく仕事をしています。

梶村:私は「ブックオフ今治片山店」に勤務しています。本の買い取りやクリーニング、販売、売り場づくり等を行っています。入社する前に半年間ほどアルバイト研修で松山のブックオフで働いていたので、その時にだいたいの仕事の内容を覚えることができました。入社後は今までと違う店舗に勤務するということで、最初は苦労しましたが、今はかなり慣れました。

粟飯原:今治市玉川町にある温浴施設「鈍川せせらぎ交流館」で勤務しています。基本業務はパートナーさんと同じで、施設の鍵開けから朝の全体の掃除、受付、レジ打ち、事務作業のほかに、パートナーさんができない業者対応等をしています。
私がデザイン大学出身で絵を画くことが好きなので、館内のレイアウトの見直しや商品の陳列、ポップの制作も行っています。従業員とお客様の両方の目線を持ち、観察しながら仕事をすることを心掛けています。今は仕入れ先の把握や仕入れのやり方、売上の見方などを上司から学んでいるところです。
従業員の中でも私が一番若くて一番最近入ったので、入社当初はパートナーさんに頼みたいことがあってもなかなか頼めないこともありました。最近は頼ることを覚えて、助けてくださいとか、意見をくださいとか言えるようになり、パートナーさんからも、こうした方がいいのでは?と意見ももらえるようになりました。半年ほど経ってパートナーさんとの距離が縮まってきたと感じています。

どんな時にやりがいを感じますか。 

武田:お客様から声を掛けていただき、パンの評価をいただくことがすごい励みになっています。声を掛けていただかなくても、お客様が立ち止まってパンを手に取っている現場を見て、工房からこっそり良かったと思っています。
パンづくりは未経験だったので、最初は本当にわけが分からず苦労しましたが、できることが増えるたびにすごく達成感がありました。今後はパンだけでなくスイーツも作れるようにならないといけませんが、上司も専門の学校に通っていたというわけではないので、私も早く一人前になれるように頑張ろうと思っています。

梶村:お客様からこの本はどこにありますかとか、本の場所を教えてくださいと聞かれた時にその場所までご案内し、本があった時にうれしそうな表情と感謝の言葉をいただいた時が一番うれしいです。また、自分がクリーニング・値付けして棚に陳列した本が、レジをしている時に売れていくとうれしくてやりがいを感じますね。

粟飯原:お客様は常連さんが多く、とても気さくに話しかけていただきます。例えば、館内が整理整頓されていたらすぐに気づいてお声かけいただきます。ありがとうとか、きれいだったよとお客様からのそういう声を聞くと私もやってよかったと思えます。お客様との距離が近いのが一番やりがいを感じますね。また、館内のポップづくりでもコンセプトである昭和レトロをいかした制作を行っています。大学で学んだことが活かせるのでそこにもやりがいを感じています。

これまでに苦労したことはありますか。

武田:正直に言うと全部苦労したのですが、小麦粉を触るにしても触りすぎると上手く成形することができず、道具も今までに自分が見たことがないようなものを使うので、初めは苦労しました。菓子パンを作るときには、生地に切れ目を入れる専用の道具を使用します。その道具の使い方一つで見映えが悪くなります。最初はうまく作ることができませんでしたが、今はちゃんと形になってきて、同じことをやればやるだけ上達していくことを身をもって感じています。

梶村:最初はお客様から聞かれた時のためにどこに何があるかを頭に入れないといけないので、売り場を把握するのに苦労しました。また、同じブックオフでもお店によってレイアウトや扱う商品が違うことがあるので、その違いを覚えるのに最初は苦労しました。

粟飯原:縁日のイベントの企画書づくりを任された時、これまで企画書を作った経験がなく、企画がなかなか通らなくて苦労しました。また、施設を運営していくには数字の意味を理解する必要があり、まだその数字か理解できていないところもあるので、今絶賛苦しんでいるところですね。

壁にぶつかった時はどうしていますか。

武田・梶村・粟飯原:分からないことがあれば、何でもすぐ上司にきいています。
粟飯原:私の場合、同じデザイン学校出身の同期がいて、その同期は西条市の本谷温泉館で勤務しています。ぶつかりそうな問題や悩みも共通していることが多く、よくお互い相談し合っています。同じ地方創生事業部というのもあるんですけど、そういう同期が身近にいるのはすごくありがたいですね。

今後の目標を教えてください。

武田:上司は数字のことを含めて完璧にできる人なので、そういう人になるというのが私のなるべき姿と考えています。

梶村:将来店長になることを目指しているので、店長になるためには売り場のこともそうですが、裏方の事務的な部分として数字のことも勉強をしていかないといけません。それに、ブックオフでは一緒に働く人もたくさんいます。人の採用や教育もできる人にならないといけないので、上司から教わっているところです。

粟飯原:現在、館長がされている仕事と同じことができるよう、早く一人前になることを第一目標としています。もう一つは、ありがとうサービスに入社する動機にもなった「しまなみサンセバスチャン計画」があります。
しまなみ地域をスペインの観光地のサンセバスチャンのような場所にしていくことを目指した地方創生の取り組みで、私は同じ瀬戸内海の淡路島の出身ということもあり、最終的に地元の淡路島で地方創生の事業をすることを目標としています。そのためにもここで基礎を身につけて、鈍川せせらぎ交流館の経営もしっかりとしていかなければいけません。将来的にはサンセバスチャン計画にも関わりながら地方の課題について理解し、最終的に力をつけて地元にそれを持って帰りたいと思っています。

ありがとうサービスに向いてるのはどういう人ですか。

武田:明るくて素直で元気な人ですね。どの事業部に行くかによってもそれぞれ変わってくるとは思いますが、フードサービス事業部だったら、人の口に入る食べ物を扱っているので何事も丁寧にやろうと思える人、一つひとつ着実にやれる人が向いていると思います。接客もあるのでコミュニケーションが取れることも大事ですね。

 

梶村:素直で積極性がある人。自分たちがやりたいことがあればそれに対して応えてくれる環境があるので、自分から意欲的に動ける人が向いていると思います。

粟飯原:他の事業部と比べて私が配属されている地方創生事業部は自由なところがある分、自分で考えて行動していかなければならないことが多くあります。それを考えるためには観察力も必要で、地方創生をやりたい人は観察力と考える力、それに実行力は絶対に必要だと思います。お客様の求めていることが何なのか、観察していたらお客様が求められる前に行動することができます。
壁にぶち当たることもあると思いますが、失敗を恐れずに何でもポジティブにとりあえずやってみる。私は結構考え込んでしまって実行が遅れてしまうこともあるんですけど、そうじゃなくとりあえずやってみる、そういった実行力も必要だと思いますね。

最後に学生にメッセージをお願いします。

武田:私はインターンシップの時から本番だと考えていました。インターンシップは苦手だから行かないという人も多いと思いますが、私は絶対行った方がいいと思っています。インターンシップでは就職先を決める前にインターンに参加することで自分に合っているとか、やっぱり違っていたということが分かるので、実際に参加してそれを確かめてみる。そういうことをしながら根拠のある理由を持って会社を決めて欲しいと思います。
面接で何故この会社にしたのか、よく聞かれましたが、私はインターンシップに参加して肌で感じて決めましたと言い切りました。自分で積極的に動いて実際に感じたことを大切にして決めて欲しいですね。

梶村:私は留年した経験があるので、まずちゃんと卒業することを伝えたいです。学生のうちはいろんな人に支えられて学生生活を送っていることに日頃から感謝して、今与えられている目の前のことに全力投球することが大事だと、自戒も込めてアドバイスしたいと思います。

粟飯原:就職活動はすごくしんどくて、私はしんどすぎて訳が分からくなって二年間学校を休学しました。自分の心に素直になったほうがいいと思ったのが理由で、一旦休学して自分のしたいことをしようと海外に行ったりもしました。
とりあえずしんどいことから早く開放されたいという思いで、楽な方、楽な方という選択で就職先を選んだとしても、いずれ自分の心が嫌だと叫びだします。それで結局会社を辞めることになるなら、自分が本当に心からやりたいと思うことを見つける。不安があったとしても、それが本当に自分のしたいことに近いと思ったのならそこに飛び込むべきだと思います。絶対にこの時期に就職しないといけないという既成概念にとらわれず、自分の人生について考えることができる大事な就職活動の期間だからこそ、焦らず自分の心を大事にして頑張ってほしいです。

※取材時はマスクを外していただきました。

企業DATA

株式会社ありがとうサービス

http://www.arigatou-s.com/

本社
愛媛県今治市八町西3-6-30
TEL
0898-23-2243
設立
2000年10月
従業員数
1,574人
代表者
代表取締役社長 井本 雅之
事業内容
リユース店の経営、飲食店の経営、温浴施設等の経営
外部サイト
リクナビ
新卒採用実績
2016年度 18人/2017年度 16人/2018年度 9人/2019年度 7人/2020年度 7人/2021年度 6人/2022年度 7人/2023年度 10人/2024年度 30人予定
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