採用担当に積極的にアプローチ
第一志望入社を叶え、現場で活躍中

株式会社フジ

2016年入社/フジグラン松山 加工食品担当
松山大学経営学部卒/愛媛県松山市出身/1993年5月生まれ

  • 販売系

大学時代はどのように過ごしていたのですか。

授業には真面目に出席していました。ゼミではマーケティングを研究し、卒論は「中小企業経営におけるマーケティングの有用性」というテーマで書きました。中学生の時は野球、高校ではハンドボールをしていたのですが、大学時代は勉強かアルバイトかという生活でした。就職を意識し始めたのは3年生の半ば頃で、特に早く準備をしていたわけではありません。

フジに就職したいと思ったきっかけは。

実はアルバイトをしていたのがフジの「フジ・ZY」という店舗でした。単純に家から近いという理由で選んだアルバイト先だったのですが、社員の皆さんが自分で考えて自分で売場作りをする姿を見て、こういう仕事をしてみたいと思うようになりました。当時の店長がアルバイトの私にもいろいろな仕事をさせてくれたのを覚えています。そうした経験から自然な流れでフジが第一志望になりました。

フジ・ZY高岡店

そのフジに入るために、どんな就活をしたのですか。

就活や企業についての情報収集は他の学生と同じように就活サイトが中心でしたが、特にフジに関しては採用担当者に顔と名前を覚えてもらおうと、会社説明会などで会うたびにしつこいくらいに話しかけていました。顔を売るだけでなく、疑問や不安点は直接採用担当者に聞くのが早いし確かだと思います。

内定から入社まではどんな準備をしたのでしょうか。

10月に内定式があり、年末に内定者の懇親会がありました。また会社から「店舗見学で気付いたこと」「社会人と学生との違い」といったテーマでレポートの提出を求められたりもしましたが、基本的には卒業できるよう勉強に多くの時間を割きました。入社前の3月に配属される店舗が決まり、私の場合でいえばフジグラン松山勤務という通知が届きました。面接の時に希望する勤務地や職種などを聞かれはしますが、実際は決まってみないと分からないので、通知が届くまではどきどきしていました。

新入社員が集う集合写真

入社後はすぐに現場に配属されるのですか。

4月の入社式の後、フジカンパニーズ(フジと関係会社の総称)の他の会社の新入社員と合同で5泊6日の集合研修があり、社会人としての基礎やビジネスマナーなどを学びました。それが終わると、全員が2泊3日のレジ研修を受けます。その後、配属店舗に分かれ、生鮮食品や加工食品、衣料品や食品レジなど全ての部門を約1週間ずつ経験する店舗実習があります。そうした研修の後、5月末に配属部門が発表され、6月1日付で今私が担当している加工食品部門に配属されました。

研修期間中

小野さんが担当される加工食品とは具体的にはどんな商品ですか。

加工食品は大きく「デイリー」と「ドライ」の二つの部門に分かれます。デイリーは冷蔵が必要な商品で、ドライは常温保存できる商品です。私が担当するドライはドレッシングや醤油、みそといった調味料の全てと乾物、缶詰など、その他飲料や即席めんも含まれます。商品管理での最少単位を「SKU」といいまして、内容が同じでも容量が違えば別のものとカウントします。このSKUでいうと私が担当するドライは約3千種類です。

担当する商品の棚を随時確認するのも重要な業務

3千種類ですか。よく覚えられますね。

3千種類全てを覚えているかというとちょっと…(笑)。知らない商品の問い合わせがあればただちに調べて、そうやって知識を広げているところです。

日々の業務内容は。

売場での仕事と事務所でのデスクワークがあります。
売場では担当する商品の棚を随時チェックして、欠品がないように商品を補充します。事務所ではパソコン業務が多いです。どの売場にどの商品を陳列し、どれだけ販売するかという計画を週ごとに作ります。前日の販売実績が翌日の朝には分かりますので、出勤したらまずそれを確認し、計画を軌道修正したりします。本部からの指示や緊急連絡などもパソコンでチェックします。

フジグラン松山

仕事の上で一番のご苦労は何ですか。

先ほど申し上げたとおり、前日の実績が翌朝には明確に数字となって分かります。売場作りでは季節や天候などを考慮してどの売場にどの商品を陳列するかを決めるのですが、思ったとおりの結果が出なかった場合は、その原因やどう改善すべきかについてとても悩みます。しかし、自分の仕事の結果が毎日すぐに数字で表れるというのは悪いことばかりではなく、良い結果が出れば“お客様からご支持いただけた”と励みになります。

職場の雰囲気はいかがですか。

困ったりうまくいかない時にはいつでも上司に相談できますし、ドライ以外の部門の社員もデスクワークをする事務所は一緒ですので、コミュニケーションが取りやすい環境にあります。良い売場を作るために協力し合う雰囲気はできていると思います。
7月初めに「半夏生」と呼ばれる日があります。古くからこの日はタコを食べる習慣がありますので、鮮魚部門にお願いして、タコの近くに関連するドライ商品、例えば酢の物用のお酢を置かせてもらったり、そんな連携はよくあります。私のまわりは先輩社員ばかりなのですが、良い売場作りのために必要ならば、尻込みせずに言うべきことを言うよう努めています。

販売実績をチェックしながら上司からのアドバイスを受ける

その日の目玉商品の棚を工夫を凝らして陳列

仕事での将来の目標は何ですか。

あまり先のことまでは考えていません。今の仕事をもっと突き詰めて、いずれは売場の責任者である主任になりたいと思います。

勤務時間や休日についてお聞かせください。

生鮮食品は仕込みがあるので朝早いのに対し、私の担当する加工食品は出勤が昼の12~13時頃です。夜21頃に退社します。私は松山市内の実家で暮らしていまして、通勤時間は原付バイクで20分程度です。
休日は1ヵ月に9日もしくは10日です。シフト制なので曜日は固定ではありませんが、休みはきっちり取れます。

休日はどう過ごされているのですか。

勤務日はあまりテレビを観られないので、撮りだめしたのをまとめて観たりしています。漫画も読みます。好きな漫画は月並みですが「ONE PIECE」です。体を動かすことでは、以前は社会人仲間のハンドボールチームでプレーしたりもしていました。

独身と聞きましたが結婚のご予定は。

今のところ予定はありません。ただ、将来のためにお金を貯めないといけないとは思っています。

最後に、就活を控えた学生にアドバイスを。

どんな人がどの会社に向いているかは一概に言えませんが、フジに限っていえば、前向きかつ貪欲な人が向いているように思います。どうすればもっとよくなるだろうと常に考え、実行することが求められていると感じます。
希望する会社に入るためのアドバイスとしては、私自身の経験から、人事担当の人に積極的にアプローチして顔を覚えてもらうということは、どの会社であっても有効だと思います。また、そうした積極性は社会人になってからもきっと役に立つはずです。

入社から現在までの働き方

入社〜2ヵ月

●研修期間

入社式の後に5泊6日の新入社員研修があり、社会人としての基礎や小売の基礎を学びました。研修後はレジの研修を全員で受け、その後に各配属店舗で全ての部門を約1週間ずつ経験する実習が行われました。

3ヵ月〜現在

●加工食品担当に配属

常温保存できる商品を担当しています。ドレッシングや醤油などの調味料の全てと乾物、缶詰、飲料や即席めんも含まれます。細かく分けると担当する商品は約3千種類あります。

企業DATA

株式会社フジ

https://www.the-fuji.com

本社
広島県広島市南区段原南1-3- 52
TEL
082-535-0171
設立
1967年9月
従業員数
6,985人
代表者
代表取締役社長 山口 晋
事業内容
食料品、衣料品、日用雑貨品等の小売販売
新卒採用実績
2016年度 46人/2017年度 55人/2018年度 49人/2019年度 58人/2020年度 54人/2021年度 82人/2022年度 69人/2023年度 56人/2024年度 50人予定
この会社の企業情報 若手社員インタビュー一覧
ページトップへ