伯方塩業_若手社員

「人を大切にする社風」
就職の決め手に

伯方塩業株式会社

田中 裕也さん
2018年入社/所属部署 製造3課 焼塩釜班
広島工業大学 情報学部卒/愛媛県西条市出身/1995年11月生まれ

  • 技術系

学生時代はどのように過ごしましたか。

もともとパソコンが好きで高校生の頃は家でプログラミングをしたりしていました。将来ゲームを作ってみたいという思いがあり、大学はプログラミングが学べる工業大学に進みました。

本来であればIT関連の業界に進むのが一般的なのですが、大学2年生の時にお好み焼き屋でアルバイトを始めたのがきっかけで飲食業に興味を持つようになりました。個人経営の小さな店で調理から接客、配達まで全般的に経験させてもらいました。

そこで初めて飲食に関わり食への興味が深まって、自分でも合っていると感じていたので将来は飲食に関わる仕事に就くことを考えるようになりました。

伯方塩業_若手社員休日のドライブ
就職活動はどのようにしましたか。

飲食関係の会社を中心に西日本エリアで勤務することができることを条件に就職活動しました。大手飲食チェーン等の採用試験を受け、最終的に数社から内定をいただきました。

入社の決め手は。

いくつか内定をもらっていた時期に地元愛媛で働くことを改めて考えるようになりました。愛媛で育ってきて伯方塩業は幼い頃からCMでも名前をよく知っていましたし、数ある塩の中でも伯方の塩は味が違うという話をよく聞いていました。

また面接の際、私はすごく緊張していたのですがリラックスして話せる環境を作っていただき、自分自身の人柄を見てくれていると感じました。自分の中で憧れの会社でもありましたので最終的に伯方塩業に決めました。

現在の仕事内容を教えてください。

製造3課の焼塩釜班という部署に勤務しています。塩ひとつみても粗塩や焼塩など種類は多く、その中で焼塩を製造するラインで作業をしています。

伯方塩業_フォークリフトに乗る若手社員
具体的にどのようなことをしていますか。

まず塩を作る釜班というところがあり、そこで塩が作られます。できたばかりの塩は水分が多いので乾燥場で水分を飛ばした後、私が担当している焼塩釜班の工程に移ります。

塩をラインに供給して高速で刃が回転するパワーミルという機械で塩をほぐした後、色彩選別機で異物が混入していないかを調べて異物等があれば除去します。その後、ジェットゾーンという塩を高温で乾燥させるところで塩の水分をほぼゼロの状態にまで乾燥させて焼塩の工程に入ります。

焼塩のラインは「供給」と「運転」に分かれて2人で作業をします。「供給」が塩の乾燥場から塩をラインに供給し、色彩選別機までラインが正常に動作しているか確認します。「運転」は全部の工程が終わって製造された焼塩を容器に入れ、規定の重さに計量して保管庫まで容器を運ぶ仕事になります。これを1週間毎にローテーションして作業しています。

伯方塩業_塩の自然乾燥
仕事で苦労したことはありますか。

ラインは一つの問題が発生するとすべての作業が停止してしまうので、素早く的確に原因を発見し、早期に問題を解決することが求められます。イレギュラーなエラーが発生するとまだ対処できないことがあり、そこは経験によってカバーしていく必要があると考えています。

先輩方はエラーの状況をみて何が原因になっているかを判断することができますが、私はまだそこまで至っていないのが現状です。これまで発生したエラーについては対処することができますが、初めて経験するエラーはまだ対処の仕方が分からないことがあるので、今は一つひとつ経験して覚えているところです。

伯方塩業_大三島工場

大三島工場

やりがいを感じることは。

自分が一生懸命作った伯方の塩がお客さまにおいしいといわれた時、今後も頑張って良い塩を提供していこうという気持ちになります。やはりお客さまの声が自分の糧、やる気になっていますね。

会社・職場の雰囲気を教えてください。

ここが会社の大きな特長だと思うのですが、島の特長というか皆でわいわいやろうという活気のある職場です。私も広島から大三島にきましたが、周りの先輩方はすごく優しくすぐに溶け込むことができました。

あと今年は新しい工場ができた関係で私は参加することができなかったのですが、「櫂伝馬」(伝馬船競漕)という伝統行事に毎年会社で参加しています。そこでは地域の人たちとの交流に加え、同期やほかの社員とのコミュニケーションを深めることができます。

伯方塩業_櫂伝馬に参加する社員

「櫂伝馬(かいでんま)」に毎年参加

今後の目標はありますか。

将来的には自分が狙える一番上のポジションまで行きたいと考えています。今一番近いところでは焼塩釜班のリーダー、サブリーダーというポジションになります。 人を育てたり、自分が先頭に立ち引っ張っていくということがあまり得意な方ではないので、これから色々なことを経験して自分の苦手なところを克服していきたいと考えています。

伯方塩業に向いている人材は。

追求心があり周りを引っ張っていくという考えを持っている人は合っていると思います。日ごろ感じている改善点や気づいたこと等を自分の意見として言える環境にあるので、追求心がある人はそこが強みになると思います。

 先輩方が熱心に仕事を教えてくれますし、皆フレンドリーで本当に馴染みやすい会社です。元気で明るいというのも売りですので、楽しく仕事をしたいという人も向いていると思います。

伯方の塩商品ラインナップ

 

企業DATA

伯方塩業株式会社

https://www.hakatanoshio.co.jp/

本社
【松山本社】松山市大手町2-3-4【伯方本社】今治市伯方町木浦甲841【大三島工場】今治市大三島町台32
TEL
【松山本社】089-943-4140
設立
1973年8月
従業員数
166人
代表者
代表取締役社長 石丸 一三
事業内容
塩の製造及び販売
外部サイト
リクナビ
新卒採用実績
2017年度 7人/2018年度 3人/2019年度 3人/2020年度 2人/2021年度 3人/2022年度 3人/2023年度 1人/2024年度 2人予定
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