2018.08.31
若手社員インタビュー人間関係や職場の雰囲気を重視
周囲の意見が就職の決め手に
島本 朱音さん
2014年入社/自動機担当
今治南高校普通科卒/愛媛県今治市出身/1996年4月生まれ
- 技術系
就職活動はどのように行いましたか。
もともと地元での就職を希望していたのと、事務職より身体を動かす仕事が向いていたのでそれらを条件に探しました。職種は決めていませんでしたが、最終的には先生など周囲の人と相談して決めました。
決め手となったポイントは。
人間関係を大事にしていたので雰囲気の良い職場を希望しました。学校の先輩も同じ会社に就職していて、今も勤務しているということも後押しになりました。
入社して最初の仕事は。
入社してすぐにメロウ自動縫製機の担当になりました。この機械はタオルハンカチの周囲の縫製を機械で仕上げるもので、縫製作業には自動機を使ったものと手縫いがあり、現在も自動機を担当しています。私自身、入社当時は縫製の技術はありませんでしたが、丁寧に教えてくれるので専門知識がなくても大丈夫でした。
仕事で苦労したことや、気をつけている点は。
立ち仕事になるので足や腰に少し負担はかかりますが、そのくらいです。自動機は一人1台ずつ用意されていて、操作等は上司が分かりやすく優しく教えてくれます。気をつけているのはできるだけ早く丁寧に縫うように心掛けています。今治タオルのブランドマークや企業のロゴマークなど、ネームと呼ばれるタグが付くと、入社当時は上手く縫うのに時間が掛かりました。ネームにもいろいろな種類があり年々やってくるとスピードや正確性も上がり、できるようになった時にはやりがいを感じます。自動機は15~30センチ角ぐらいの正方形のハンカチの仕上げに用いられますが、手縫いは小さいタオルハンカチからバスタオルまで様々な製品を仕上げます。手縫いは高い技術が必要となりますが、将来的には手縫いにも挑戦してみたいと考えています。
職場の雰囲気は。
配送等の業務は男性が行い、縫製はすべて女性が行っているので最初は女性だけの職場で不安もありましたが、みんな優しく、年齢も若い人や高い人もいて、気さくに声を掛けてくれるので仕事がしやすいです。
学生にアドバイスをお願いします。
ちょっとでも関心や興味がある仕事があれば、すぐに周りの先生や先輩に相談したり、会社見学に行って会社の雰囲気を見て決めるが良いと思います。大学の進学で県外に行った友人も就職は地元を希望する人が多くいました。そうなってくると企業を選ぶ上で家族や知人、先生など周囲の人の意見がより大事になってくると思います。
入社から現在までの働き方
入社〜1ヵ月
●現場指導
入社時から専門的な知識も技術もなく不安でしたがわかりやすい実践指導で不安が無くなりました。今治タオルのブランド名や企業のロゴなど、ネームと呼ばれるタグが付くと、上手く縫うのに時間がかかりました。
2ヵ月〜現在
●メロウ自動縫製機担当
最初の仕事はメロウ自動縫製機の担当になりました。タオルハンカチの周囲の縫製を自動で行う作業です。手縫いもありますが、現在まで自動を担当しています。自動機の操作は上司から丁寧に教えていただき、無理なく覚えることができました。機械は一人1台ずつ用意され、少しでも早く丁寧に縫えるよう心掛けています。
今後は幅広い商品に対応するために、高い技術が求められる手縫いに挑戦してみたいと思います。大変だと思いますが、頑張りたいです。
企業DATA
有限会社木下ソーイング
- 本社
- 愛媛県今治市国分2-3-15
- TEL
- 0898-48-4078
- 設立
- 1994年7月
- 従業員数
- 35人
- 代表者
- 代表取締役社長 木下 誠
- 事業内容
- タオル製造販売業
- 新卒採用実績
- 2021年度 1人/2022年度 0人/2023年度 0人/2024年度 0人/2025年度 5人予定