2020.03.30
若手社員インタビュー若手社員にも活躍のチャンス
会社の成長と自分の成長を実感
渡邊 千尋さん
2019年入社/IoT事業部
立教大学現代心理学部卒/愛媛県出身/1997年3月生まれ
- 事務・管理系
就活ではどのような基準で会社選びをしたのですか。
私は大学で心理学を専攻し、「主観的幸福度が高いのはどういう人か」というテーマで研究をしていました。文系だったわけですけれど、就職先についてはどちらかというとモノづくりの企業を志望していました。最先端の技術に携わっていたいという気持ちがあったからです。地元の愛媛に帰るか、東京に残って就職するかは特に決めていませんでしたので、どちらの企業も検討しました。
NPシステム開発を選んだ理由は。
松山で開かれた合同企業説明会に参加して、当社の説明を聞いたのがきっかけでした。その中で、当社がデジタルタコグラフやドライブレコーダーといった運輸系ソリューション以外に、AIで画像解析する果実選果機など農業分野のシステムも開発していることを知りました。
実は私の実家でもかんきつを栽培しているので、働く自分がイメージしやすかったのと、農業を支えられる仕事であるという点が大きなポイントでした。また、本社は愛媛でも全国に事業を展開し、業績を伸ばしていることも魅力でした。
内定までの選考過程を教えてください。
3年生の3月中旬に合同説明会に参加し、エントリーシートを提出しました。この時点ですでに当社一本に絞っていました。4月中旬に個別の会社説明会に参加しました。4月下旬に面接があったのですが、東京からの参加ということで、1次面接と会長による最終面接を1日で済ませてもらいました。内定が出たのは5月のゴールデンウィーク明けでした。正直、とてもほっとしました。
面接ではどのようなことをアピールしましたか。
私は大学で体育会水泳部のマネージャーをしていました。主役である選手を裏方として支えることにやりがいを感じ、続けることができたこと、最終的にチーフマネージャーにもなれたことは大きな自信になりました。厳しい規律にも鍛えられました。そうした経験が自分の強みであると面接で話しました。
内定から4月の入社までに会社からの課題のようなものはありましたか。
いいえ。特にありませんでした。9月までは部活があり、その後はデパ地下でアルバイトをしたりしていました。何をしろという指示が出されているわけでもないのに、内定の翌月6月から入社直前の3月まで毎月、会社から「奨学金」として5万円もいただきまして、「なんていい会社だろう」と思いました(笑)。
内定者がどこかに集められることもありませんでしたので、同期入社の他の6人と初めて会ったのは4月1日の入社式当日のことでした。
入社後はどんな研修がありましたか。
最初の1週間は新入社員全員の集合研修がありまして、ビジネスマナーや時間の使い方など社会人としての基礎を学びました。その後各部署でОJTを受けました。
印象的だったのは、教えっぱなし、習いっぱなしでなく、毎日会社の幹部も参加して、その日1日学んだことについて1時間半くらい掛けてディスカッションしたことです。皆さん忙しいはずなのに新入社員相手にありがたいなあと思いました。今いるIoT事業部への配属が決まったのは4月下旬でした。
IoT事業部での渡邊さんの仕事の内容を教えてください。
現在IoT事業部で扱っているのは、非接触型画像解析選果機「太助」や作物の生育環境を“見える化”する「i-Node」「i-Gateway」「web-Watcher」など、スマート農業に関連するシステムです。私はその営業推進の仕事をしています。
例えば製品のパンフレットを作ったり、展示会で来場されたお客様に説明したりといった内容です。展示会だけでなく、農業生産者のもとへおうかがいすることもあります。機材一式を積んだ車を佐賀県の茶畑まで運転し、取付作業を行ったりもしました。
また当社は現在、八幡浜市のかんきつ産地で行われている農林水産省主催の「スマート農業加速化実証プロジェクト」のメンバーの一員として参画していまして、その書類作成などもしています。
それ以外に、他部門の仕事ですがデジタコの開発事務を少しと、人材採用活動で出張することもあります。
忙しそうですね。
IоT事業部は比較的新しい組織でまだ部長と私の2人だけですので、何でもします。忙しいですが、上司は新入社員の私でも戦力として扱ってくれますし、ちゃんと話をきいてくれますので、やりがいがあります。最近、小規模の展示会は私一人で行かせてもらえるようになりました。
でも2人ではさびしくありませんか。
他部門の先輩方も気に掛けてくれますし、部門の飲み会にも呼んでくれますので、さびしいことはありません。むしろ小さい組織だからこそいろいろな経験ができますし、IоT事業部は会長直轄の組織ということもあって、即断即決のスピード感があります。でも、後輩ができたらやはりうれしいですね。
渡邊さんご自身の仕事の上での目標は。
今、八幡浜で進めているようなプロジェクトを任せてもらえるようになりたいと思います。もちろん周りの皆さんのサポートが不可欠ですので、信頼してもらえるよう、目の前の仕事にしっかりと取り組んでいきます。そして、20代のうちに主任になるのが目標です。
勤務時間と休日について教えてください。
勤務時間は9~18時です。残業がある日もありますが、遅くても20時までには退社できます。休日は土・日曜・祝日で、年間125日です。これ以外に有給休暇があります。
休日はどのように過ごしているのですか。
とりたててお話しするほどのことはなく、実家に帰ったり、家でのんびりしたりしています。
貴社を志望する就活生にアドバイスを。
当社に向いているのは積極的な人だと思います。自分の好きなことだけでなく、面倒と思うこと、例えば、電話を取るといったこと一つをとっても自ら率先してできる人であれば、若いうちから活躍のチャンスが得られるはずです。
面接では、何か一つでも自信のあることを、私の場合は水泳部マネージャーの経験でしたが、胸を張って話すことができればよいと思います。文系か理系かは関係ありません。私も文系ですし、当社のシステム開発本部長も文系ですので。
最後に貴社のPRを。
当社は運輸業に特化したITソリューションで長年の実績を持ちながら、農業分野にも参入するといったように、新しいことにチャレンジする気風があります。まさに成長途上にある会社で、株式公開も視野に入れています。入社した人はきっとその勢いを感じることができるでしょう。
そして私と同じように、若手でありながらも責任のある仕事をさせてもらうことで、自分自身の成長も実感することができます。そして会社も資格取得支援制度などにより社員の成長を後押ししてくれます。
何事にも前向きに取り組める人が入社してくれて、一緒に働けるのを楽しみにしています。
企業DATA
株式会社NPシステム開発
- 本社
- 愛媛県松山市中央1-9-13
- TEL
- 089-924-7817
- 設立
- 1983年
- 従業員数
- 90人
- 代表者
- 代表取締役 塩梅 敏
- 事業内容
- ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアの開発・販売
- 新卒採用実績
- 2017年度 3人/2018年度 4人/2019年度 7人/2020年度 7人/2021年度 7人/2022年度 7人/2023年度 4人/2024年度 8人/2025年度 10人予定